今年もゴーヤで緑のカーテン─2017年7月6日

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 この2ヶ月、東京地名考が続いた。
 ・・・と書いて、先日、漢字の碩学、阿辻哲次さんが新聞に書いていた話を思い出した。
 阿辻さんは一般向けに漢字にまつわる本を多数著されていて、どの本も面白い。

 今回書かれていたのは、2ヶ月のヶについてで、本来なら2箇月ないしは2個月と書くべきところ、あるいは仮名で2か月と書くべきところを何故にヶなのか? という話で、もともと気になっていたことだったので興味深く読ませていただいた。

 結論だけ述べれば、ヶは元来、個で、個の異体字である箇の俗字・个を片仮名のケと誤読したのではないかというものだった。
 个は中国の戦国時代には使われていた古い字だそうで、阿辻さんの推測では、中国から送られて来た荷の一個、二個に个の字が使われていて、それが筆記だったためにケに読めたのではないかということだった。

 さて、話はヶではなく、毎年植えているゴーヤの話だ。
 この2ヶ月、何も書かなかったが、今年もゴーヤを育てていた。
 いつも通り種から育て、スケジュールもほぼ例年通りだった。
 発芽処理をしたのが4月23日で、発芽率も85%。順調に育って、5月末から6月初めにかけて定植した。
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実生のゴーヤ
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実生のバジル
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アサガオ
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ルコウソウ2種

 例年と異なるのは、プランターに落ちていた実から自然発芽したものが5苗あって、こちらもすくすく育って、5月23~24日に一足早く定植した。

 今年は例年になく育ちがよく、今月に入ってすぐ2mある栽培ネットのてっぺんに達した。
 例年なら7月下旬頃なので、2~3週間早い。
 今年は雨が少ないので、日照時間が影響しているのだろうか。
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育ったバジル。左:苗から、右:実生から

 ゴーヤ以外は、これも例年通り、シソ、バジル、トマトを育てていて、バジルは2回スパゲッティーのソースになった。

 バジルも良く繁茂していて、3株ずつ2鉢で育てているが、これまた1鉢は落ちた種が自然発芽したものから育てている。
 弱々しい苗だったため育つかどうか不安で、安全のためにもう1鉢は苗を買ったが、現在では逆転して自然発芽の鉢の方がよく生長している。

 今年もアサガオとルコウソウを育てているが、思い切って鉢に無茶苦茶蒔いた。
 その結果が写真の通りで、連れ合いは間引きした方がいいんじゃないかと常識的なことを言ったが、そのままにしている。
 このまま育てば、厚い緑のカーテンができるかもしれないし、共倒れになるかもしれないが、まあ、物は試しだ。


ゴーヤで緑のカーテン2016(4)完成

                
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7/28
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7/12
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7/3
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6/26
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6/11

 前回報告から1か月以上が経った。
 しかし、ゴーヤで緑のカーテン作りも、すでに終盤に差し掛かっている。

 これまでの経験では、カーテン完成の目途は7月下旬だ。
 地植えとプランターでは違うだろうし、地域や居住環境によっても違うに違いない。
 従って、これはあくまでも私の場合で、参考になるかもしれないしならないかもしれない。

 経験上、ゴーヤがすくすく生長するのは6月から7月上旬で、梅雨の暑さ・降雨・日照が大いに関係している印象がある。
 もちろん基本条件として、土や肥料も関係するが、今年はどうも葉の茂り方が今ひとつな感じがする。
 土は新しくしたし、肥料等も問題ない。あるとすれば、気象条件以外にない。

2016は7/28までの数値。2016*は7/31までの平均推移の累計
       2014 2015 2016 2016* 30年平均
6月 平均気温(℃) 23.4 22.1 22.4    21.4
    降水量(㎜) 311.0 195.5 174.5    167.7
    日照時間(h) 143.0 137.3 139.1    125.4
7月平均気温(℃)26.826.225.225.225.0
   降水量(㎜)105.5234.581.590.2153.5
   日照時間(h)175.6181.8114.5121.0146.4

 気温を見ると、6月は2014年より、平均で1℃低く、7月は過去2年よりも1℃以上低い。
 降水量は、6~7月合計で、過去2年よりも150㎜以上少ない。
 日照時間は、6月は過去2年並みだが、7月は残り3日を含めても50時間以上少ない。
 つまり、今年は低温少雨で、7月は日照時間も少なかったことになる。

 もっとも、過去30年平均(1981~2010年)と比較すると、気温は変わらず、近年の温暖化傾向が読み取れる。
 良いことかどうかはわからないが、ゴーヤ栽培に適した環境になりつつある。
 東京近郊の一般農家の今年の野菜の出来はどうだったのだろうか?
        
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奇形初生葉のゴーヤ(7/28)
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同上(5/21)
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実も成った(7/23)

 さて、我が家のゴーヤ栽培は緑のカーテンが主眼なので、実の収穫には重きを置いていない。
 従って、前回(3)摘芯の後は、普通は開花・結実・収穫と続くわけだが、いきなりカーテンの完成となる。

・6月26日
 ゴーヤが結実し、実が育ち始める。

・7月2日(土)
 各プランターに追肥をする。

 カーテンの成長具合を左の写真で追っていくと、7月以降の生長が今ひとつなのは気候のせいだったのか?

 ところで、(2)定植に書いた奇形の初生葉の苗を、試しに小さなプランターで育ててみた。これが、その後立派に育ち、小さいながらも実をつけた。
 生命力の強さを改めて知る。

 ブラックベリーとブルーベリーは、実が熟したので食べた。ブラックベリーは甘いが、ブルーベリーが超酸っぱい。
 今年はまだ実が少なく、どちらもジャムにできるほどには収穫量がない。
 こちらは連れ合いが担当だが、まだまだ勉強がいる。

 トマトは葉が繁り過ぎたのと、やはり気候のせいか、うどんこ病を発生した。
 一部の実は底が黒くなったり、虫に食べられたりしたが、今年もおやつ代わりにして食べている。

 紫蘇はいつも通り、料理や薬味に使っているが、消費が追い付かない。
 バジルはゴーヤとは対照的に葉が茂り、もう5回くらいジェノベーゼにしただろうか。
 枯れそうだった実生の苗は、どうにか育って葉も繁ったが、葉が小さくて食べるのが可哀想で、今は観賞用になっている。
 ゴーヤは3回チャンプルーにして食べた。新聞に寿司酢につけて豆腐に載せて食べるという料理が載っていて、お手軽なのでやって見たら結構いけた。
            
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収穫したトマト(7/10)
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熟したブラックベリー(7/12)
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実生のバジル(7/28)
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苗を育てたバジル(7/10)
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同上(5/31)

ゴーヤで緑のカーテン2016(3)摘芯

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 梅雨入りして、ゴーヤも日々の生長が著しい。
 この時季になると、葉を茂らせた株は日に10cm以上も蔓を伸ばす。

 生長の早かった数株は、6/1に最初の摘芯をした。
 この時、摘芯しなかった残りは6/10に摘芯した。
 最も生長の早い1株は、6/1に続き、6/11に2度目の摘芯をした。

 摘芯の目安は、本葉7~8枚と書かれたものが多いが、私の場合は主蔓が70~80cm前後に伸びたら1回目の摘芯をすることにしている。
 概ね、本葉は7~8枚になる。
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摘芯した蔓の先端

 この頃から蔓の誘導を始めて、葉が一様に広がるようにする。
 ベランダで育てていると、日当たりの向きや風向によって蔓が一方向を向きやすい。

 我が家のベランダは南東を向いているため、全体に東に寄っていく。
 午前中の太陽の向きと、南風の影響だ。
 6~7月の東京では、南から南南東の風の吹く日が多い。微妙な風向の違いで蔓が東に寄っていく。

 2度目の摘芯は、100~120cm前後が目安。
 子蔓、孫蔓に枝分かれさせ、葉をなるべく横に厚く茂らせるようにする。

 3度目の摘芯は、150cm前後が目安だが、プランターの高さを考えると、これが手の届く最後の摘芯となる。
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ゴーヤの開花
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トマトの実
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ブルーベリーの実
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ブラックベリーの実

・5月25日(水) 曇り
 本葉とヒゲの出た3苗をプランターに定植して、予定個数の定植を完了。

・5月31日(火) 曇り
 最初に種から発芽させた中で、初生葉が奇形だった1株を別のプランターに植えた。
 著しく生長が悪いが、どうなるか観察してみることにする。

・6月1日(水) 曇り
 70~80cm前後に伸びた7株を摘芯。

・6月9日(木) 雨のち曇り
 最も生長の早い株が開花。

・6月10日(金) 晴れ
 4株を摘芯。2番目に生長の早い株が開花した。

 トマトは葉がジャングルのように繁った。開花も進んで、一部は実が付きだしている。
 定植してから1か月が経ったので、トマト、バジル、シソに追肥する。
 バジルは6/11に大きく伸びた2本の枝を切って、ジェノベーゼにした。
 ブラックベリーは花が少なかった。実が付いたが、今年はたいして食べられない。
 ブルーベリーはたわわに実ったが、色はまだ緑色のまま。


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