パプリカ・ジャムで美味しい健康生活


 しばらく前のことだが、日経新聞の土曜版に野菜ジャムを作るという企画が載っていた。
 既婚の女性記者で、パン食で子供たちに野菜を摂らせるには、という趣旨だったような気がする。
 ジャム作りに関しては日々研鑽を積んでいるつもりの私なので、興味深く記事を読んだが、あまり美味しそうではなかった。

 ジャムで野菜を摂るなど、私に言わせれば邪道である。
 パン食で野菜を摂りたいなら、サラダを作ればいいじゃないか。
 子供がサラダを食べないというなら、レタスやトマトを挟んでサンドイッチのようにして食べればいい。
 それとも、子供は野菜サンドも嫌いなのか?

 まあ日経新聞の記者の家庭の事情などどうでもいい。
 どうでもいいが、いくら健康のためだと言っても、私は不味いジャムを塗ったパンなど食べたくない。
 ノストラダムスは美容と健康のためにジャム作りを研究したが、不味くていいなどとは思っていなかったはずだ。
 ノストラダムスが何でジャムに関係あるのかと不審に思われた方は、私のホームページ「手作りジャム研究所」ジャムの歴史の項を読んでいただきたい。

 さて、日経新聞には載っていなかったが、前々から作ってみたいと思っていたパプリカ・ジャムを作った。
 売られているパプリカには赤・黄・橙色がある。
 どれで作っても良かったが、ミックスしたら色までミックスされてしまうという連れ合いの意見を受け入れて、黄色だけを選んで使うことにした。
 他の色はサラダにした。

 ちなみに外国には紫・茶色もあるという。
 茶色は見た目が悪そうだが、紫色を見つけたらジャムにしよう。

 パプリカは野菜の苦味や青臭さが少ないが、それでも気になる。
 それで青臭さが気にならない程度まで煮込んだ。
 パンに塗ると、これがおいしい。
 家族にも好評で、美味しくて気休めに健康なジャムの出来上がり。

パプリカ・ジャムの作り方


汗をかいた甲斐のある日向夏マーマレード


 夏が近づくと八百屋の店頭からは次第に柑橘類が消えていく。
 ジャムは旬の果物の味を楽しみたいが、柑橘類のマーマレードだけは季節に関係なく常備しておきたい。
 それでも夏には我が家の在庫が尽きて、再び柑橘類の出回る冬を待たなければならなくなる。

 6月も半ば、最後のマーマレードを作っておこうと八百屋を覗くと大玉の黄色い柑橘類があった。
 日向夏。

 さっそく買って帰り、マーマレードをつくることにしたが、6月ともなると台所に立つのは暑い。
 マーマレードはピールの煮込みに時間がかかるので、なおさら暑い。
 夏に煮物をつくるようなもので、ほとんど半裸になってつくる。

 ところがこの季節、この時期だけの旬の果物が多く、連れ合いは好きなサクランボを何度も買ってきては、ジャムにするのを命じる。
 生姜や完熟梅、杏のジャムも作れという。
 6月は私にとっては暑い夏の始まりだ。

 さて、日向夏マーマレードだが、皮はそれほど苦くないので、水に1時間程度浸けるだけにした。
 余計な熱量を台所に放出しないで済む。
 日向夏は種があるので若干面倒臭い。しかも果汁が多いので、果肉を取り出していると手が汁まみれになる。

 試しに生のまま食してみると、これがジューシーで旨い。
 正直、日向夏はそのまま食べた方が、ジューシーな美味しさが味わえる。
 しかし、やっぱりジャムも作らなければと、汗をかきながら自分に因果を含めるのだった。

 さて、マーマレード・・・これが旨い。ジューシーもいいけど、この日向夏独特の甘さが何とも贅沢。
 汗をかいただけの甲斐はあったか。

日向夏マーマレードの作り方


いわゆるアメリカンなチェリー・ジャム


 コーヒーを飲むときは大抵アメリカンコーヒーを頼む。
 コーヒーには砂糖もミルクも入れないので、なるべく濃くないコーヒーを頼むことにしている。
 家でコーヒーを入れる場合も同様。

 ところでアメリカに行くと、アメリカンコーヒーはない。
 かわりに頼むのはレギュラーコーヒーで、つまりはこれが日本でいうアメリカンコーヒー。
 アメリカでは、アメリカンがレギュラー、通常というわけだ。

 さて、これがヨーロッパに行くとどうなるのか?
 それほど多くの国に行ってないし、調べたわけではないので正しいかどうかはわからないが、私が経験したところでは、アメリカのレギュラーコーヒーはアメリカンコーヒーと言っている。
 ヨーロッパのレギュラーは、エスプレッソや日本でいうブレンドで、一般のレストランではアメリカンコーヒーは置いてなかったりする。
 
 きっとアメリカ人のために作ったメニューなんだろう。
 ヨーロッパでアメリカンコーヒーを飲みたければスタバに行くのが手っ取り早い。

 日本にアメリカンチェリーが入ってきたのは、もうずいぶん前のことだ。
 初めて八百屋の店頭で見た時、赤紫のその色が衝撃的だった。
 アメリカ人はこんな毒々しいサクランボを食うのか!
american_cherry1.jpg
 今から思えばとんだ誤解で、確かにアメリカで生まれた品種には違いないが、アメリカンチェリーは輸入サクランボの総称で、黄色もあれば赤色もあって、いわゆる赤紫色のアメリカンチェリーはビング種と呼ばれるものだった。

 日本のサクランボにも種類はいろいろあるが、そもそもがビングと同じセイヨウミザクラで、もとはヨーロッパからやってきたものだ。

 ビングの特徴は色だけでなく、大粒で実が締まっていて甘く、味もしっかりしている。
 日本産のサクランボでつくるジャムは、いささか味が繊細で砂糖の甘さに負けてしまうところがあるが、アメリカンチェリーでつくるジャムは味がしっかり残っている。
 色味だけでなく味も葡萄ジャムに似たところがあって、旨い。
 トーストだけでなく、ヨーグルトやビスケットなどに載せてもいける。

 種取りが若干面倒臭いが、手間をかけるだけの価値あるジャム。
 今回は赤ワインを加えたが、次回は白ワインで試してみるか。 

アメリカンチェリー・ジャムの作り方




運営者

七会 静 (ななえ・しずか)

▼著書
ハリー・ポッターの魔法ワールド大図鑑 (廣済堂PB)
「ハリー・ポッター」のホントの魔法事典 (廣済堂PB)
よくわかる「世界の死神」事典 (廣済堂文庫)
ナルニアへの旅―ファンタジー・ツアー・ガイド(主婦と生活社)
幻の錬金術師列伝―賢者の石の探求者たち(主婦と生活社)
ハリー・ポッターの魔法ガイドブック 愛蔵版(主婦と生活社)

(c)NANAE SHIZUKA

リンク
▼運営者の関連サイトです。



▼オンライン辞書
goo辞書  YAHOO!辞書  infoseekマルチ辞書
weblio辞書  @nifty辞書  英辞郎on the WEB

▼参加しています。
ブログランキング・にほんブログ村へ

サイト案内
調べたい言葉を、下の窓に入れて検索ボタンを押してみてください。
もしかしたら、その言葉について書かれた記事が見つかるかも・・・

▼本ブログについての説明・・・
「言葉の重さと、我が存在の軽さについて」  (2007/2/3)
最新記事
最新コメント
カテゴリ
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
月別アーカイブ
メールフォーム

▼運営者への連絡にお使いください。

お名前:
メールアドレス:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
QRコード
QR
お知らせ
▼更新は、現在週1回程度を予定しています。
▼本ブログではFC2アクセス解析を行っています。
▼2006/6/30以前の記事は JUGEM ブログ、2011/9/30以前の記事は忍者ブログに掲載していたものです。2011/9/30以前のコメントには、移転時に一部欠落してしまったものがあります。またコメントに対しての運営者の返事はすべて欠落しています。コメントをいただいた方には、ご了承をお願いします。
▼上記移転時に、一部レイアウトの乱れているページがあります。またリンクが正しくないものがありますが、ご了承ください。
▼不適当と判断されるコメントは、断りなく削除することがあります。
▼トラックバックは受け付けていません。
▼本ブログでは著作権法の権利を保持しています。記事および写真の無断での複製・転載・送信・翻訳等はできません。
▼記事の一部を引用する場合は、本ブログからの引用であることを明記し、上の欄のメールフォームでご連絡ください。
▼リンクはフリーです。